みなさま、こんにちは!アラハウスブログ編集局です。
前回に続きまして、家づくりで失敗しないためのポイント第3弾をお伝えします。前回を読み飛ばした人は、こちらも見てくださいね。
これから家づくりをする方だけでなく、家づくり中の方もぜひご覧ください。
予算を設定する
「お家を建てたいけれど、予算の決め方が分からない」「自分の収入ではどのくらいの予算が適切?」
家を建てたいという方からそのような疑問を聞くことがあります。実際に、お家を建てるときの予算はどうやって決めればいいのでしょうか・・・
今回は、注文住宅の予算の決め方について、以下の内容を徹底解説してきます。
家を建てるとき、「予算」を決めるべき2つの理由!
注文住宅を建てるにあたり、まず大切なのは「しっかりとした資金計画、予算を決めること」です。最初に「なぜ予算を決める必要があるのか?」という理由を2つの観点から理解しておきましょう。
(1)予算不足を防ぐため(ローンの借り過ぎ・貯金の取り崩し)
もっとも大きな理由は「予算不足を防ぐため」です。想定していた予算が足りないということになると、以下のような事態におちいってしまいます。
●予算不足を補うためにする行動
①住宅ローンの借り入れ金額を大きくする・・・
②将来のために残しておきたかった預貯金に手を付ける・・・
●結果こうなる!
①月々の返済金額が多くなり、日々のやりくりに困り、貯金もできなくなる。
②子供の教育費、親の介護費、自分たちの老後の蓄えが足りなくなる。
予算不足によって、日々の生活をひっ迫する事態は避けなければいけません。そのためには、月々の返済額を踏まえた資金計画を立て、それを踏まえた家づくりをすることが大切です。
(2)「もっと家に予算をかければよかった・・・」と後悔しないために!
予算が余った場合は、ローンの返済などに充てることができますが、あまりに予算を切り詰めすぎて、満足ができる家づくりができず、後悔が残ってしまう可能性もあります。
以下のような後悔するパターンを避けるためにも、しっかりと自分たちのニーズを踏まえて予算を立てましょう。
家を建てた後に後悔しがちなパターン集
もう一部屋増やしておけばよかった・・・
土地にお金をかけ過ぎた・・・
駐車場スペースをもっと広く取っておけばよかった・・・
もっと耐震に予算をかけておけばよかった・・・
高気密・高断熱の性能を重視しておけばよかった・・・など
注文住宅の予算を決める!3つのステップ
それでは、注文住宅を建てる予算の決め方を以下の3つのステップで見ていきましょう。
●STEP1. 自己資金(頭金)をいくら出せるか確認する!
最初に、家を建てるための自己資金(頭金)をどの程度出せるかを確認することから始めてください。
自己資金(頭金)は主に「住宅ローンの頭金」「住宅ローンの実行前に必要な費用の支払い」に使います。
まずは以下の項目から、自己資金になりうるお金の総額を割り出します。
◯自己資金にカウントできるもの
①手元にある貯金
②親からの援助(生前贈与)
③現在住んでいる住居の売却金(※所有している場合)
次に将来必要な資金やもしもの時のためとっておきたい貯蓄を差し引いて、注文住宅の新築に使える自己資金の総額を把握します。残しておくべき貯蓄を安易に取り崩すことは避けましょう。
◯ローンの頭金に充てられる金額を確認する
自己資金の中から、住宅ローンの頭金として使える金額を割り出します。
家の建築にかかる土地購入費用、工事費用は住宅ローンでまかなうことができますが、土地の売買契約、工事契約の手付金や諸費用、引っ越し費用は、自己資金で支払うのがベストです。
以下のような費用は、ローンの頭金としてカウントしないように注意が必要です。
誤ってすべての自己資金を住宅ローンの頭金に回してしまうと、そのほかの支払いに現金が足りなくなり、高利ローンを借りて余計な利息が発生する可能性があります。
自己資金での支払いが必要な費用
(1)土地売買・家の新築工事における 契約の手付金 | 土地価格・工事価格の10%前後 |
(2)家の新築工事にかかる諸費用 | 費用全体の10%程度 |
(3)引っ越し関連費用 | 必要に応じて、新居の家電・家具の購入費用が必要。住み替えの場合は工事中の仮住まいの費用も発生する |
●STEP2. 住宅ローンの借り入れ可能額・月々の返済額を見る!
自己資金をどのくらい出せるかを計算した後で確認したいのは「住宅ローンをどの程度借りられるか」「月々の返済額はいくらか」という点についてです。
◯年収から大まかな借入金額・月々の返済金額を把握する
返済に無理が生じない住宅ローンの年間返済金額ですが、一般的には年収の25%以内といわれています。
当社では、年収ごとに25%〜35%の返済負担率を設定した場合の年間および毎月の返済額をシュミレーションしてみました。また、毎月の返済額から、住宅ローンをどのくらい借りられるか、総返済額も確認することができます。
全期間固定金利のため、変動金利よりも高い金利が設定されていますが、基本的に住宅ローンは利息の支払いがあるため、総返済額は借入可能額よりも高くなることを理解しておきましょう。
借入可能額上限まで借りるのはいいのですが、返済しないといけない総返済額のことも考えてからにしましょう。
※こちらの試算表は、変動することもございますのでホームページでの掲載は控えさせて頂きます。お知りになりたい方は、当社までご相談くださいませ。
●STEP3. 土地・建築費用のバランスを考える
土地購入と建築工事にかかる費用、二つのバランスは大体4:6~3:7の割合で考えるとよいでしょう。
失敗例として多いのは、土地の費用にお金をかけ過ぎて、満足できる家づくりができなかったというケースです。予算を立てる時点で、二つのバランスを決めておきましょう。
最後に当社でも、もちろんローン相談は可能です♪お客様が不安になるようなこと、ぜひ、当社までご相談・ご質問ください。
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●開催日時:2023年4月1日(土)、2日(日)
①10:00~11:00, ②11:00~12:00, ③14:00~15:00, ④15:00~16:00
●場所:貝塚市、詳細はご予約後にご連絡致します。
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